メッセンジャーバッグとは

メッセンジャーバッグとは、シンプルな形状の収納部分の上に、大きなフリップ(フタ)がついていて、大きな1本のショルダーストラップで肩にかけられるタイプのバッグをいいます。

元々自転車に乗る人が使用するためのバッグでしたので、ショルダーストラップで体の前に後ろに横にと結構思いどおりの位置にバッグをもってこれます。モノを出し入れするときは体の前に、移動するときは背中にといった具合です。サブストラップで背中に固定すれば少々動いても大丈夫です。

また形状がシンプルなので、かなり多くのものが収納できます。四角形の形状のものは書類などを入れるのにも最適で、この点がバックパックなどと異なります。

メッセンジャーバッグでは大きなフリップがあるので、中のものが飛び出す心配もありません。学生の頃はこのフリップに惹かれてメッセンジャーバッグを購入したものです。今でも学生に人気がある他、最近ではカラーやデザイン等が多種多様なメッセンジャーバッグが販売されており、ファッションアイテムとしても認知が確立したようですね。

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メッセンジャーバッグの由来

メッセンジャーバッグって、どういうわけか私には郵便屋さんというイメージがあって、郵便配達のカバンが期限だと思ってましたが、そうじゃありませんでした。メッセンジャーバッグは、その名前のまんま、もともとはニューヨークなどのアメリカの大都市の交通渋滞の中で、自転車で書類を運ぶ「メッセンジャー」が愛用したバッグだそうです。さらに起源をたどれば、電話会社の技術者が使用していたカバンだそうで、電信柱にのぼった状態でも簡単に道具や補修部品が取り出せるようにデザインされたバッグだそうです。1950年代からグローブキャンバス社が製造していた電話線技師用の丈夫なキャンバス製のショルダーバッグが、1970年代になってニューヨークのメッセンジャーたちに使われるようになりました。1980年代には、メッセンジャーの仕事が急速に拡大し、また一般人の間でもメッセンジャーの持つバッグに対して関心が高まり、全米の主要都市で小さなメッセンジャーバッグメーカーが数多く生まれ、メッセンジャーバッグというカテゴリーが確立しました。

運送中はストラップを短くしてバッグは背中に回して自転車に乗り、届け先でバッグを前に回してフリップをはね上げ、素早く中の書類を渡す、メッセンジャーバッグはそんな使い方にピッタリなバッグというわけです。

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マンハッタン・ポーテージ(Manhattan Portage)

マンハッタン・ポーテージ(Manhattan Portage)は1980年からニューヨークでメッセンジャーバッグを販売しているこの分野では老舗と言ってよいブランドです。様々な文化や芸術が行きかい交錯するニューヨークの会社にもかかわらず、マンハッタン・ポーテージは一時的な流行を避け、「全ての人のためのバッグ」をコンセプトとするなど、地に足をつけた製品作りと続け、今では水や空気のようにニューヨークの人にとってはなくてはならないアイテムになっています。

マンハッタン・ポーテージのバッグは全てデュポン社製のコーデュラナイロン(その中でも最も強度の高い1000デニールのもの)で作られており、また縫い目も基本的にダブルステッチ、力がかかりそうなところはトリプルステッチで縫われていますので、耐久性にも優れたバッグになっています。

また、反射ストライプがつけられていて、夜間に自転車に乗っていてもまわりから認識されるようになっているのも、メッセンジャーバッグならではです。

ワンショルダー、ベロクロバッグ、5ポケットWest Village Backpack、クラシックDJバッグ、リフレクター付Lisa Messenger Bag等様々なスタイルのバッグがラインナップされています。

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フライターグ(FREITAG)

フライターグ(FREITAG)は、使用済みのトラックの幌(ほろ)で作られたスイス発のリサイクル製品です。使い古された幌ですので汚れやキズ、プリントされた文字などがあり、それらが切り取られ縫製されてなんともいえない味を出しています。

フライターグは1993年にスイス・チューリヒ在住のマーカスとダニエル・フライターグの兄弟が、輸送トラックの幌と自転車のインナーチューブ、車のシートベルトを再利用してメッセンジャーバッグを制作したのが創業です。メッセンジャーの本場アメリカ以外の会社ですので珍しいですよね。

トラックの幌が素材ですからその丈夫さは折り紙つきで、機能的なデザインとあいまってその評判が口コミで広がり、やがて日本を含む世界各地へ販売地域が広がりました。

2003年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)のデザインコレクションに加わる程、そのデザインは評価されています。

素材はヨーロッパを走っているトラックの幌そのまんま、バッグのベルト部分は自動車のシートベルト、ふちの補強部分は自転車のチューブで、すべてリサイクル素材を利用しています。幌に入っている文字や模様を巧みにカットして、バッグを造ってしまう彼等の芸術的センスと自由な発想には脱帽!

月9ドラマ「エンジン」でキムタクこと木村拓也さんが黄色のフライターグを持っていたということで、日本での人気も定着しました。

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ティンバッグ2(TIMBUK2)

ティンバッグ2は1989年にサンフランシストのひとりのメッセンジャーが古いミシンひとつで作り始めたメッセンジャーバッグのブランドです。彼は、メッセンジャー以外の「若者」にもアピールできるスタイリッシュさや、伝統的なデイパックの代わりとなりうるような機能性を備えたバッグを作ることでした。

ティンバッグ2はメッセンジャーバッグの中では比較的ドッシリとして安定感がある方だと思います。それだけに収納力も抜群です。ティンバッグ2は3パネルといって横方向に3色の違う色(同じ色もあり)を組み合わせたデザインが特徴的です(イタリア等の国旗のような感じです)。また、渦巻きのロゴ(スワール・ロゴといいます)など、シンプルなのに印象的なデザインは他の追随を許さず、サンフランシスコのファッション・アイコンといってよい地位を獲得しています。

素材にはバリスティック・ナイロンを使用。バリスティックとは弾道という意味で、要するに防弾チョッキなどにも使用されているということですから、丈夫さは推して知るべしですね。

ティンバッグ2はまた、カスタムオーダーバッグというコンセプトを開拓し、2000年にはウェブ上でのカスタムバッグシステムを構築しました。そして2004年には「バッグ・イン・ア・ボックス」というカスタムオーダーバッグのパッケージを小売店にて発売開始しました(現在は米国内のみ)。

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